2021年1月の読書 小説を読むことが楽しい

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1月は、4冊の小説を読んだ。
中村文則「R帝国」、辻仁成「サヨナライツカ」、小島信夫「女流」、カフカ「失踪者」、シェイクスピア「ロミオとジューリエット」だ。
書き出してみたら5冊になった。
4冊だと思っていたが、先ほど「ロミオ」を読み終える前に数えたからのようだ。
小説を読むことが、とにかく楽しい。
読んでいると、必然的に文章を書きたくなってくる。
雑ノート(わたしが提唱する、雑記帳のような方法)に、日記をつけ始めた。
日記用に購入したほぼ日カズンは途中から使っていない。

「R帝国」は、納得がいかない。
この小説には、わたしの好きな何かがあるかもしれないし、ないかもしれない。
人気作家の小説を読んでいると、「これをつまらないと思う自分は、読み方が悪いのではないだろうか」と思うことがあって、中村文則の「教団X」や「R帝国」は、そんな感情に襲われる作品だ。
しかし、数年前に「教団X」を読んでおもしろくなかったにもかかわらず、文庫化された「R帝国」を読もうと思ったということは、わたしは、まだ納得がいっていないのだ。
中村文則の「小説」を、知りたいと思っている。

辻仁成の「サヨナライツカ」について、わたしは身勝手な主人公の男への嫌悪感を隠さない。
「だから男は」などという立場ではないものの、これではただの女好きであって、そのなかで最もいい女との思い出が大きかったというだけではないかと思ってしまう。
辻仁成は、ブログやTwitterでいいことを書くが、そしておそらく小説の実力ももちろんあるのだろうが、わたしは辻の小説に出てくる男性が本当に嫌だ。
では、「サヨナライツカ」は嫌悪だけで終わったかというと、そうではなかった。

小島信夫の「女流」は、後期小島作品と違って、わたしたちが知っている「小説」に似ていた。夏目漱石など、明治の小説の香りもした。

カフカの「失踪者」は、冒頭だけ読んで、長らく積読になっていいたのだが、気が向いて読んだ。
「審判」や「城」など、カフカの長編は、「変身」や他の寓話に比べると、現実の話に見える設定だ。(つまり、朝起きて虫にはならない)
しかし、「見える」だけで、実は長編の三作こそ、おかしなことがたくさん起きている。
そして、わたしたちの毎日にも、おかしなことは起きているはずだ。

シェイクスピアの「ロミオとジューリエット」は、少し前に購入して置いておいた。
恋愛小説を書いてみたいと思ったので、恋が出てくる小説といえば、「ロミオ」だろうと気軽な考えのもと、読んだ。
印象に残ったのは、恋におちるところで、そもそもどんな風に恋したのかというのは、描かれていない。
恋したから恋したのだ、ということなんだろう。
「ロミオ」が戯曲だからというのもあるのだろうか。

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