生きる歓び

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2週くらい前のことである。
わたしは、青年コミック誌を買って読んでみた。
知らない作品と出会うためだ。
今これを書いていて、まったく印象がない。
おもしろかったのだが、覚えていない。
とりあえず、今は、少年誌も青年誌も、コミック誌は買わなくてもよさそうである。
なにせ、時間がない。
ない時間を割いてまで、雑誌で読む気がしない。
単行本を読むので精一杯で、それも、新刊のみではなく、おもしろいと思う作品を繰り返し繰り返し読んでみたいという思いがあるのである。
とにかく、ずっと読む。何度も読む。
楽しむ。
考える。
漫画を読むというのは、そういうことなんじゃないだろうか。

保坂和志の「生きる歓び」という小説を読んでいる。
なんとなく、猫が病気か何かでかわいそうになりそうな作品だったので、これまで気が進まずに読まないできたわけだが、引越しのダンボールを開けたら目に入ってきたので、読んでみるかと腰を上げたわけである。
読み進めていくと、これはやはり小説で、しかし、草間弥生のドキュメンタリー番組を見た話なども出てきて、何を読んでいるのかわからなくなることがあるが、しかし、これは小説なのだろうという確信めいたものが、読者のわたしにはある。

葉山さんにこの手の話をすると、よくわからないという顔をされる。
どこがおもしろいということではなくて、読んでいる時間が楽しいんだ。ストーリー?ううん、ないかもしれない。ということを説明すると、
「わたしは、オチがないと嫌」
と言うので、わたしは、「嫌われたらどうしよう」という気持ちになるのだが、
「絵画みたいなものだと思えばいいのかしら」
と納得してくれて、たしかに、わたしが好きな小説たちは、楽しみ方として、絵画に似ているかもしれないと思う。
「生きる歓び」が終わったらベケットの「モロイ」を読もうかしらと考えながら「生きる歓び」を読み進めていくと、「生きる〜」に「モロイ」が出てきて、笑ってしまった。

ベケットの三部作はいつか完読したい。

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