おとな学習団 大人が読書、勉強、経験を通じて変身し、幸せでいるための情報を発信するブログ

大人になってから勉強 おすすめは4教科!

基礎教養

こんにちは、いしざわです。

今回は、大人になってから勉強するなら、4教科がおすすめ!という話をします。

私は、高学歴でもなければ、特別なスキルもありませんし、仕事上のすごい実績もありません。

しかし、幸いにして、読書や勉強の大切さに気づき、この先の人生が楽しくなりそうだと思うようになりました。

スポンサーリンク

大人になってから勉強

大人になってから勉強

したくなること、ありませんか。

かといって、テーマが決まっているわけでもないのかもしれません。

そんなとき、まず何を勉強したらよいでしょうか。

結論を言います。

国語、数学、理科、社会です。

なぜなら、この4教科ができない人は、永久に搾取され続けるからです。

国語と数学ができない人は、非論理的な説明をされても気づけませんし、

理科の知識がない人は根拠のないエセ科学を見抜けませんし、

社会の知識が不足している人は事実に反する情報に踊らされます。

そんな極端な、と思うかもしれません。

しかし、日常的に起こっていることなのです。

あなたも私も、学校で習うような基本的なことを知らないばかりに、不利益を被ったり、生きにくくなっているかもしれません。

なんだか、もったいなくないですか。

国(文科省)としては、「いやいや、ちゃんと教えたよ」という話ですから、もはや、自分の責任です。

とはいえ、悲観する必要はありません。

逆に言えば、4教科さえできれば、謎にお金を払い続けるとか、理不尽な目にあって苦しむなんていう展開は減らすことができますし、穏やかに暮らせる可能性が上がります。

そうです。

やればいいんです。

年齢を気にする必要はありません。

今日から勉強を始めましょう。

4教科ができないと損をする

ところで、4教科ができないと損をするというのは、本当なのでしょうか。

もう少し深く考えていきたいと思います。

よく、「学校の授業で習ったことは、大人になってから使わない」と言われますよね。

たしかに、よほど理・工分野の仕事をしている人以外は、日常で複雑な数式が必要になる局面はありませんし、

スマホがあれば、難しい漢字を書く必要もありません。

日本史の年号だって、覚えていなくても支障がないように思えます。

しかし、あなたはしばしば、「勉強のできる、頭の良い人には、どこかかなわないんだよなあ」という感覚も持っているんじゃないでしょうか。

同じことをしても、なぜか差がついてしまうんですよね。

いったい、その差はどこからくるんでしょうか。

何が違うと思いますか。

それは、「論理力」と「思考力」です。

私の会社員時代に、こんなことがありました。

Aさんが書いた顧客向けの文面を、ダブルチェックの意味でBさんに見せたところ、「ここを、お客さんが勘違いしてしまうかも」と言うので、直そうと思って私がその文を読んでみると、なんと、Aさんの文にはまったくおかしなところが見当たらなかったのです。

「一体これは、どうしたことだろう。私が見ている箇所が違うのかもしれない」と思いました。

Bさんに「さっき言ってたのは、どこのことですか」と聞くと、Bさんは、自らの懸念点を、私に教えてくれました。

「この書き方だと、〇〇と□□の片方の手続きでよいと勘違いしてしまいます」と言うのです。

しかし、その文は、「〇〇および□□」と書いてあるため、Bさんが言ったようには読むことができないものでした。

どこからどう読んでも、〇〇と□□の2つの手続きともに必要だとしか読めません。

Bさんは、「または」とか「および」といった、接続詞の使い方、つまり論理の基本を理解していなかったのです。

その結果、名詞や動詞に引っ張られ、文意を誤ってとらえたまま、「これは誤解をうむ文章だ」と判断したようでした。

こういったことは、いたるところで起こっています。

日常生活を、注意深く観察してみてください。

人の言葉は、驚くほど通じていません。

もしかしたら、「言った・言わない」での揉め事の何割かは、実態としては、聞けた、聞けていないの論争なのかもしれません。

このような論理力・思考力の不足が、塵積って、大きな成果の違いとなって現れるのです。

論理力と思考力をバランスよくつけるには、国が(学習指導要領により、呼び方や切り分けの変遷はあれど)私たちに勉強しましょうと言っている国数理社の4教科に取り組むのがよさそうです。

これら教科は、エリートの皆様も履修するので、無意味なのであれば、とっくに無くなっているはずです。

(余談になりますが、教育分野に限らず、国(省庁)が出している資料を熟読すると、どうすると有利なのか書いてあることが多いです。)

そういうわけで、あなたがもし、私のように、学歴もスキルも実績も行動力もなくプライドだけ高いのであれば、まずは4教科に手を出すのがおすすめです。

英語はやらなくていいのか

ここまで読んで、ん?英語は?と思われたかもしれません。

英語は、4教科よりも優先順位は下がると考えます。

「国語・数学で養う論理力もなくて、理科社会で扱う、世の中の事象に関する基礎知識もない状態」を打破するほうが、遥かにインパクトが大きいです。

よって、たしかに英語は重要だと認識しつつも、ここでは、「まずは4教科をやってみよう」と主張します。

学び直しにおすすめの書籍

「学び直しというよりも、初学ですけどね」という方は、以下の書籍がおすすめです。

思い立った今、購入しておきましょう。

出口汪 現代文講義の実況中継
全3巻です。論理的に話したり書いたりしたい人におすすめ。

生き抜くための中学数学: 中学数学の全範囲の基礎が完璧にわかる本
私のように、昔数学がちんぷんかんぷんだったという人におすすめ。わかると楽しい。

くわしい 中3理科
中1〜中3まであります。通読すると中学レベルの知識は身につきます。

もういちど読む山川倫理
日本史や世界史はもちろん、地理や政経もあります。用語集も手元にあると、なおよし。

▼いしざわのnote

■noteでも情報発信中!読書のはなしが多めです。フォローしてね