株の勉強はどうやったらいい?初心者におすすめのチャート本を紹介
こんにちは。すごそうなヤスオです。
私は新卒で大和証券に入社し、辞めてから15年間トレードをしてきました。
この「すごそうなブログ」では、会社員の方に向けて「お金の学び方」を発信しています。
- 株で儲けている人を見て、自分もやってみたいと思ってやってみた。
- でも、全然儲からない。
- おもしろくない。
今回の記事は、そんな悩みを抱えている人に向けて書こうと思います。
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株の勉強、初心者は本がいい!
ネット上に様々な情報が落ちているこの時代。
株式投資も例外ではありません。
無料で学べるかどうかでいったら、学べます。
ブログや、YouTubeの動画などが、それですね。
1円も使いたくないよっていう人は、それでもいいですが、正直言って、むしろ効率が悪いです。
理由は、知識が体系化されないからです。
ブログやYouTubeは、断片的な知識を1コンテンツとしてまとめることが多いですよね。
だから、とてもわかりやすい。
でも、わかりやすいと感じることがいいことかというと、そんなことはありません。
学校の勉強でもそうですが、繰り返し繰り返し勉強していくことで、はじめて知識として定着するわけです。
軽い気持ちで接することが多い、ブログやYouTubeは、深く理解するためには、あまり向いていません。
本当のとっかかりにはいいですが、だったら最初から書籍を購入したらいいと思います。
初心者はテクニカル分析の本を読もう
本がいいのはわかったけど、どんなテーマの本を買うべきなの?
株には、いろいろ勉強しないといけないことがあるんですが、初心者がやるべき勉強は、
テクニカル分析(チャート分析)
です。
これさえやっておけば、いわゆるヤマカンでトレードする状態を脱することができます。
反対に、四季報だとか財務諸表だとかは、元々財務会計の知識がある人以外は、習得するのに3年くらいかかります。
(つまり、3年間ヤマカン状態が続く)
チャートが読めるようになることで、株がギャンブルではなくなり、利益を出しやすくなってきます。
株価チャートなどを分析することを、テクニカル分析と言います。
勉強してからトレードしてみると、事前に想像する以上に、チャート分析が重要だということが実感できるでしょう。
反対に、有価証券報告書とかを読み始めちゃうと(そういうのは、ファンダメンタルズ分析と言います)、あまりにも必要な知識が多いので、全然結果につながらないです。
そうこうしているうちに、大暴落などが起きて、やる気なくなるかもしれません。
ゆくゆくはファンダも必要なのですが、初心者のうちは、テクニカル寄りで勉強していくのがおすすめです。
- ファンダメンタルズ→長期投資に必要な知識
- テクニカル→短期(1年以内)トレードに必要な知識
なのです。
最初は金額も小さいでしょうから、短期の売買から入るのがいいでしょう。
テクニカル分析のおすすめ本
それでは、おすすめの本を紹介しましょう。
テクニカル分析・チャート分析についての知識がまったくない人は、これ一択です。
7日でマスター 株チャートがおもしろいくらいわかる本
初心者向けのチャート分析本、書店に行くたびに手に取ってみますが、これ以上バランスの良い本には出会っていません。
この本を読んで、実際のトレードで試して、振り返ることで、スキルが上がっていくはずです。
そして、「7日でマスター 株チャートがおもしろいくらいわかる本」で物足りなくなったら、次はもう本気の本を買うのがおすすめです。
具体的には、次の二冊を両方買うことをおすすめします。
日本テクニカル分析大全
マーケットのテクニカル分析 ――トレード手法と売買指標の完全総合ガイド
この二冊は、辞書みたいな分厚さで、ゲゲって思うかもしれないんですが、チャート分析って、最初に紹介した「7日〜」くらいの知識さえあれば、あとはもう、専門的に勉強しないとレベルが上がらないんですよ。
多くの人がやってしまうのが、個人トレーダーが書いたビジネス書みたいな本を買ってしまうことです。
それはあまりおすすめしません。
断片的な知識だけがたまっていって、ノウハウコレクターへの道、まっしぐらです。
だから、専門書みたいな本を読むのがいいんです。
この二冊さえ読めば、たいていのチャート本は、読む必要がなくなります。
無駄な出費が防げるので、本気でチャートに詳しくなりたい人は、上の二冊を両方手元に置きましょう。
【参考】
チャートというものをマニアックに理解したい人は、酒田五法関連の本もおすすめです。
酒田五法は風林火山―相場ケイ線道の極意
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