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水島新司『大甲子園』は、全試合が名勝負である

ドカベンの研究


『ドカベン』を読み終わったので、『大甲子園』に進んでいる。

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名勝負しかない『大甲子園』

わたしはいったんドカベンの中から名勝負を選んでみようと思って、昨日のブログを書いた。

「ドカベン名勝負」ノミネート30試合一覧

「ドカベン名勝負」ノミネート30試合一覧

大甲子園はドカベン山田らの高3夏の大会を描いた作品だ。

だから、最終的には大甲子園も合わせて名勝負を決めたほうがいい。

とはいえいったんドカベンとしては完結しているわけなので、48巻の中から選んでみようと思ったのだ。

で、それはそれでいいのだが、大甲子園を受けて衝撃を受けている。

もし、ドカベンと大甲子園の中から名勝負を選べと言われたら、もしかしたら大甲子園だらけになってしまうかもしれない。

それくらい、いい試合しかない。

特に白新高校戦などは、高校野球の凄まじさが凝縮された試合と言っていいだろう。

何の話をしているかというと、大甲子園は反則的におもしろすぎるので、まずはドカベンだけで名勝負を選んでおいたほうがよさそうだということだ。

今わたしは、14巻まで読み終わっていて、白新、室戸学習塾、りんご園農業、巨人学園との試合を見た。

どれひとつとして、楽な試合はなくて、しかも土井垣時代の明訓のように、運によって助かったわけでもない。

明訓高校は、純粋に、野球の技術で相手を凌駕したうえで、すべての試合に勝ちをおさめている。

もちろん、エラーも天候などの外部要因も、すべては野球の一部である。

それによって助けられたからといって、何ら実力に疑問符はつかない。

ただただ、相手と互角であったというだけである。

ところが、『大甲子園』における明訓というのは、まったくそういうことではなくて、本当に純粋に強い。

もしかしたら、全ての野球漫画を通じて最強のチームかもしれない。

機会があったら、他の野球漫画との比較もしてみたいところだ。

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