『ドカベンドリームトーナメント編』こそ、真の「プロ野球編」ではないだろうか
ドカベンプロ野球編、スーパースターズ編を経て、最後の「ドリームトーナメント編」を読んでいる。
わたしは、「プロ野球編は、言われているほどつまらなくないのかもしれない」という意味のことを書いた。
しかし、「ドリームトーナメント編」を読み始めた今、その意見を取り下げたくなってきている。
「ドリームトーナメント編」は、おもしろいのだ。
緒戦、新潟ドルフィンズ。
岩田鉄五郎、新田小次郎、岡本慶次郎。
『野球狂の詩』、『光の小次郎』、『おはようKジロー』に登場する魅力的なキャラクターが、明訓四天王と激闘を繰り広げる。
たまらない。
これぞ、水島野球漫画だ。
かつて、『大甲子園』で味わったワクワク感が蘇る。
こういう試合は、プロ野球編やスーパースターズ編でなかった。
中西球道、真田一球(そして一瞬岩田鉄五郎)も登場したのだが、それはあくまでも『大甲子園』の延長で登場していいことになっていただけなので、「あの作品の主人公も出るのか!」という感動をともなわない。
『ドリームトーナメント編』は、違う。
「え、新田小次郎と山田太郎の対決?み、見たい!」
水島新司ファンならぜひとも見たい対決である。
続きが楽しみだ。
それにしても、光の小次郎、速かった。。。
▼いしざわのnote