わたしとドカベン
わたしは小学生のころ、漫画『ドカベン』が大好きでした。
大げさでなく、毎日毎日、単行本を読んでいました。
わたしが物心ついたころには、とっくに連載終了していた作品ですから、「昔の漫画」として。
そのドカベン、平成7年に『プロ野球編』として新たな連載が始まりました。
わたしは、「ついにドカベンがリアルタイムで読める」と、とてもワクワクしたことを覚えています。
野球、とりわけ甲子園の楽しさを教えてくれた『ドカベン』のプロ野球編。
つまらないわけがない。
そう思って、読みはじめました。
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プロ野球編はつまらないのか
1巻は、ドラフト会議のシーンで始まります。
山田や岩鬼ら明訓高校の主力選手の今後を左右する場面ですね。
当時、読んでいてさらにワクワクしたことを覚えています。
たった今再読しましたが、そのおもしろさは変わりません。
やはり、ドラフトのドラマは人を惹きつけるのですねえ。
今さらっと「再読した」と書きました。
実はわたしは、当時、『プロ野球編』を完読していません。
前半(何巻だったか不明)で、読むのをやめてしまったんですよ。
飽きてしまったのです。
あれだけ好きだったドカベンに、飽きている自分。
いったい何が起きたのだろうと、とても奇妙な感覚に襲われました。
先日、たまたまテレビで日本シリーズを見ていたとき、ふと『ドカベン』のことを思い出しました。
今読んだら、おもしろいのかもしれない。
なぜかわかりませんが、そんな気がしました。
そこで手元になかったプロ野球編を取り寄せ、今こうして読みはじめているのです。
1巻は、やはり面白かったです。
このあと、どうなるでしょうか。
わたしは『ドカベン』の世界を楽しんでみようと思っています。
▼いしざわのnote