わたしは『ドカベン』の世界の中に入り込んで読む
わたしはこのブログで、『ドカベン』について書くことにした。
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ドカベンに入り込む
何を書くかというと、「ドカベンの世界の中に入り込んだ体験」だ。
漫画について書くといったとき、いくつかのパターンがある
- 謎本(『磯野家の謎』のような本)
- あらすじや登場人物の紹介
- データやまとめ
- 評論
- 最新情報
わたしは前のブログ『それおもしろいね』でも、ドカベンやドラゴンボールについて少し書いた。
そのときには、2、3、5を混ぜたような内容の文章を書いていた。
だが、どうも楽しくなかった。(さらに、読んでおもしろいものでもなかった)
何かが違う。
こういうのを書きたいわけではない。
どこかモヤモヤした感情を抱き、次第に書くのをやめてしまった。
わたしは、誤解していた。
「情報発信をしなければならない」と思い込んでいたのだ。
しかし、それよりも前にやるべきことがある。
それは、「ドカベンを楽しむ」ことだ。
わたしは小学生、中学生のころ、ドカベンの単行本を繰り返し読んでいて、とにかく楽しかった。
その体験を、今もう一度してみようと思う。
謎本的な視点は、直接描かれている以外の情報を推測によって補い、論理的に整合性がとれたら「解決」になる。
つまり、「こういう説明をすれば、この話はおかしくない」をゴールとしているのだ。
わたしの「入り込む」視点は、それとは違う。
例えばおかしな出来事も、それはそれで「起こったこと」として受け入れる。
わたしは、その体験をブログに書く。
(ちなみに評論的な視点では、漫画史における『ドカベン』の位置づけとか、技術的な話など、作品の外から読むことになる。わたしは外ではなく、中から見る)
▼いしざわのnote